天体観測のご紹介(2/2)
望遠鏡の選び方
どんな望遠鏡から天体観測したらいいかわからない!これじゃ趣味にできない!という方に★ 望遠鏡をどうやって選ぶかご紹介します!
・鏡筒の形式を決める
①屈折式望遠鏡
最もポピュラーで、小型の望遠鏡に多いタイプです。光を集めるのに凸レンズの屈折を利用します。 メリットは扱いが非常に楽な形式になります。筒内気流が起こらず、ユラユラしない安定した星像を得ることができます。惑星や二重星の観測などに向いています。反射式望遠鏡にくらべると高価になります。
②反射式望遠鏡
光を集めるのに凹面鏡を用います。 安価であるのが最大のメリットです。反射式を選ぶと大口径(レンズ、鏡の直径のこと)を安価で購入できます。 望遠鏡の性能はほとんど口径の大きさで決まるので、お得です。
しかし、こちらはやや扱いが面倒です。光軸の調整が必要なことや時がたつと鏡のメッキが必要になるなど。また、画面周辺部でコマ収差(星の像が彗星が尾を引いたような像になること)が目立つという欠点があります。また筒内の気流が発生しやすく、太陽観測には向いていません。
③カタディオプトリック式
屈折式と反射式の良いところを取り入れたのがカタディオプトリック式天体望遠鏡(反射屈折式天体望遠鏡)です。反射式のように凹面の主鏡を配置しますが、副鏡の方は主に凸面鏡です。鏡で2回反射させることによって鏡筒内で光を往復させながら、主鏡の方向へ光を集めます。 比較的安価に大口径が得られ、コンパクトなのがメリットなります。
★ここは知っておこうポイント★
天体望遠鏡の性能は口径で決まります。
口径というのはレンズや鏡の直径のことで、望遠鏡の性能の大部分を決めてしまいます。口径が大きいほど多くの光を集めることができ、細かい部分まで見ることができます。光を集める能力のことを集光力といいますが、この集光力は口径の2乗に比例します。また大口径になるほど、分解能がよくなり、細かいところまで観察できます。
参考サイト
その①:http://homepage2.nifty.com/turupura/observe/menu.htm
その②: http://www10.plala.or.jp/taikan/susume/index.html
- 壮大な宇宙を美しい星たちから感じることができる
- 老若男女問わず趣味として続けられる
- お友達を連れて、旅行と一緒に観測もできる
注意ポイント
夜、野外での観測になりますので、危険のないように十分注意してください。お子さんが天体観測される場合は、親御さんの付き添いのもと行いましょう。
私もよく近所のプラネタリウムに親に連れられて行ってもらい、星を眺めた記憶があります。今でもたまに気分を落ち着かせたい時などにプラネタリウム探して行ったりします。
最近になって、星への関心がより一層高まり、記事を書かせていただきました。 私自身、望遠鏡の選びはとても参考になりました。 自分の財布と相談しながら(笑)望遠鏡を探してみたいと思っています★
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